義烏市は2021年5月に、総人口、性別、世帯構成、教育程度、年齢構造、都市と農村の構造の6つの側面を含む、第7回国勢調査の主要データを発表した。2010年の第6回国勢調査と比べて人口は年平均4.18%増加し、浙江省の県級市の中で最も人口が多い都市となった。
世帯構成の観点から、1世帯当たりは2.18人であり、2010年の2.35人より0.17人減少した。義烏市の世帯規模の継続的な縮小していることは、人々の家族観念の変化、移転流動人口が増加し、若者が結婚後に独立して居住していることなどを表している。
性別構成の観点から、総人口の性比は117.08(女性を100とした場合、男性対女性の割合)であり、2010年の110.25と比較して大きく上昇した。性比が上昇した主な原因は、省外から流入した人口の男性人口が57.03%に達し、女性人口を大幅に上回っている。
年齢構成の観点から、15〜59歳の人口が総人口の75.88%を占めている。他の場所から多くの若年および中年の労働者が雇用と起業のために義烏市に来ており、義烏市の人口高齢化プロセスをある程度遅らせた。
教育程度の観点から、大学教育(短大以上)の人口が常住人口全体の14.72%を占めている。2010年の6.56%から8.16%上昇した。この10年間、義烏市では9年制義務教育、高等教育の普及などの措置が積極的な成果を収めてきた。
都市部と農村部の構成の観点から、都市部に居住する人口は総人口の79.67%を占め、農村部に居住する人口は総人口の20.33%を占めている。2010年と比べて都市部人口の割合は8.45%上昇した。世界の先進国の80%の都市化レベルと米国の82.7%の都市化レベルを比較すると、義烏市はすでに先進国のレベルに非常に近づいている。
2010年以来、義烏市の経済と社会は急速に発展してきた。過去10年間は、義烏市の経済と社会の持続的かつ健全な発展の10年であり、義烏市の人口が最も急速に増加した10年でもある。この10年の比較データを通じて、義烏市の質の高い発展を遂げたことを言えるでしょう。