【カンボジア】商業省、国産品の海外販売でアリ

  カンボジア商業省は、電子商取引(EC)中国最大手の阿里巴巴集団(アリババグループ)とカンボジア製品の世界市場でのEC販売に関する覚書を交わした。 フン・マネット首相は17日、訪問先の中国・北京で、カンボジア製品の世界展開に関して、同国企業や関係機関とアリババとの協力を歓迎。カンボジア企業が自社製品を海外で販売する上で、アリババのプラットフォームを最大限に活用できると強調した。

 カンボジア製品は、アリババグループが支援する中国拠点ベンチャーキャピタル(VC)、eWTPキャピタルのECプラットフォームを通じて中国や東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国に販売されるもようだ。  アリババのECプラットフォーム利用者は世界で約13億人。カンボジア産の精米やリュウガンなどが既に販売されているという。